仲介と買取のいいとこ・わるいとこ

 

土地の売却する時の仲介と買取の長所と短所の話

 

土地を売却する場合、不動産会社に仲介してもらって第三者に売る方法と、不動産会社に買い取ってもらう方法の2種類があります。前者では、不動産会社は単に仲介することが役割であり、買ってくれるのは別の人です。買い手が現れなければ、土地は売れないことになります。後者は、不動産会社自身が買主となります。売却は決定です。

 

買取の場合、不動産会社はその土地を別の第三者に売ります。買った土地を右から左に売って利益を出すわけではありません。荒れ放題の雑草を清掃したり、地盤改良をしたり、とある程度の手入れをした上で、手入れにかかった費用プラス利益を上乗せして売却します。1500万円で買い取り、200万円かけて手入れをし、2000万円で売却すれば、不動産会社としては300万円の利益が出ます。

 

売主として買取を選択するメリットは数多くあります。1つは売却を確実に、そしてスピーディにできることです。仲介の場合、買主が現れなければ契約が成立しません。すぐに現れれば良いですが、いつまでも購入希望者が現れなければ最終的に売れるかどうかも分からなくなります。精神的な負担は相当なものになるでしょう。

 

買取なら、すぐに現金が手に入ります。仲介の場合、買主がローンを組むことが多いですので、決済日まで待たなければなりません。買取をする不動産会社は、当然ローンなど組みませんので、現金で支払ってくれます。この違いも大きいでしょう。

 

しかし買取には短所もあります。それは、仲介よりも安くなることです。買い取った不動産屋は利益を上乗せして売らなければなりませんので、相場価格では買い取ってくれません。仲介よりも3割程度安くなると思っておいたほうが良いでしょう。少しでも高く売りたいと思うのが売主の本音でしょうが、急いでいるなら買取を選択することも考えてみると良いでしょう。

 

仲介の長所、短所は買取の長所、短所の逆になります。どちらが得かは、売りたい状況次第でしょう。